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9/29放送 NHKラジオ第1 日本語の変化をどう考える?
文化庁は、日本語の使い方などがどのように 変化しているか把握するため毎年調査を行っています。 と言う出だしから始まり
今回の調査では、例えば 「世間ずれ」という言葉の意味について、 本来の「世間を渡ってずる賢くなっている」を 選んだ人 ... 20代の80%が誤った意味で理解して いて30代から50代にかけても誤った意味で理解 している人のほうが多くなっているとか。
そのほか、「まんじりともせず」や 「やぶさかでない」などの言葉でも 本来の意味を理解してない人が多いようです。
①他山の石 他人の誤った言行も自分の行いの参考になる。 正解率30.8%
他人の良い言行は自分の行いの手本となる。 不正解率22.6%
②世間ずれ 世間を渡ってずる賢くなっている。 正解率35.6%
世の中の考えから外れている。 不正解率55.2%
③煮詰まる (議論や意見が十分出尽くして)結論が 出る状態になること。正解率51.8%
(議論が行き詰ってしまって)結論が 出せない状態になること。不正解率40.0%
④天地無用 上下を逆にしてはいけない。 正解率55.5%
上下を気にしないでよい。 不正解率29.2%
⑤やぶさかでない 喜んでする。正解率33.8%
仕方なくする。不正解率43.7%
⑥まんじりともせず 眠らないで。正解率:28.7%
じっと動かないで。不正解率51.5%
この番組を聴きながら・・・ 確かに、上記のような言葉は 一般の会話に余り登場することもなく 特に若い方は、使わない言葉なんだと思います。
私は、学生時代の先生が 教科書には載ってない言葉やことわざなどを 教えてくれたので、かろうじて上記の言葉は 理解していましたが、今の若い世代の人々は このような言葉を聞くシーンがあるのかな? なんて思ったり。 聞いた事無ければ初めて聞く言葉ですし 知るはずがないですよね(;^_^A
日本語って本当に同じ言葉でも 色々なニュアンスがあったり 難しいですよね。
以前、同じ職場に久子さんと言う 色白のとっても素敵な女性が居ました。 彼女は、本当に美しい日本語を話す 女性で、容姿も美しいけど、言葉も綺麗 このような女性になれたらと 憧れの女性でした。 言葉の綺麗な女性って素敵ですよね。
祖母は、痴呆が入っていますが とても言葉は丁寧です。 母と「呆けたら素が出ると言うけど おばあちゃんは、言葉が綺麗ね。」と 話しました。 その時初めて 祖母の家柄を聞きました。 老舗の仏具店の娘だと。 だからなのね~と納得。 厳しい祖母でしたが 本当は、こんなに言葉が丁寧で 可愛らしい女性だったのだと。 祖母を見習って美しい日本語を 話せるようにしたいと思います。
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