ルネ・マグリットの「オランピア」
(ベルギー連邦警察提供)。 ベルギーの首都ブリュッセルにある ルネ・マグリット美術館から2009年9月に 盗まれたマグリットの絵画「オランピア」 (1948年) ![]() 絵画「オランピア」が返還されました。 あまりに有名で、買い手が見つからなかった ためとみられています。 マグリットの妻のヌード画である「オランピア」は 09年当時、300万ユーロ(今のレートで約3億円) の価値があるとされていました。 銃を持った2人組に盗まれました。 同美術館の学芸員によれば、ある人物が保険会社 の専門家に連絡、無条件で絵を返したいと申し出た。 学芸員は「売れないというのが分かったのだろう。 破棄されなかったのは幸運だった」と話している *時事通信より マグリットは、20世紀美術のもっとも重要な 運動の一つであるシュルレアリスムを代表する 画家です。 マグリットの作品においては事物の形象は きわめて明確に表現され、筆触をほとんど 残さない古典的ともいえる描法で丁寧な 仕上げがほどこされています。 ![]() しかし、その画面に表現されているのは、空中に 浮かぶ岩、鳥の形に切り抜かれた空、指の生えた 靴といった不可思議なイメージであり、それらの 絵に付けられた不可思議な題名ともども、絵の前 に立つ者を戸惑わせ、考え込ませずにはいられない。 ![]() マグリットの絵画は、画家自身の言葉によれば、 「目に見える思考」であり、世界が本来持って いる神秘(不思議)を描かれたイメージとして 提示したものです(デペイズマン)。 この点は、夢や無意識の世界を描き出そうとした 他のシュルレアリスムとは異なっています。 「言葉とイメージ」の問題を追求したマグリット の作品は、(ミシェル・フーコー)のような思想家 にも発想源を与え、広告やグラフィックアートの 分野にもその影響が見られるなど、20世紀の文化 に与えた影響は大きい。 日本においても1971年の回顧展をはじめとして いままで5回開催され、宇都宮美術館、横浜美術館 豊田市美術館などに作品が収蔵されています。 wikipediaより この絵画たちは、何を伝えたいのだろう? なんて、考え込んでしまう作品たちですね。 YouTubeに面白い動画がありましたので 貼り付けておきますo(^-^)o |
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